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大蔵流山本会狂言桐生公演~新年は狂言から~

開催日 2024年01月13日(土)
時間 開演13:30 (開場13:00)
会場 美喜仁桐生文化会館 小ホール
主催

主催:(公財)桐生市スポーツ文化事業団
助成:(一財)地域創造

イベント概要

大蔵流山本会狂言 桐生公演

~~新年は狂言から~~

令和5年度の大蔵流山本会狂言は例年とは違い、年明けの令和6年1月13日(土)に開催されます。

新年にふさわしい演目『餅酒(もちさけ)』『音曲聟(おんぎょくむこ)』の二演目となります。

ナビゲーターとして金子直樹氏をお迎えして解説、対談をしていただきます。

餅酒 

シテ(越前の百姓)山本則秀 アド(加賀の百姓)山本則重 アド(奏者)山本泰太郎

音曲聟』(写真参照)

シテ(舅山本東次郎 アド(太郎冠者)若松隆 アド(聟)山本凛太郎 アド(教え手)山本則孝

地謡 山本則重  山本泰太郎  山本則秀

出演(予定) 山本東次郎

1937年(昭和12年)生まれ狂言方大蔵流・山本東次郎家四世
三世東次郎の長男
1964年(昭和39年)芸術祭奨励賞受賞
1992年(平成4年)芸術選奨文部大臣賞受賞
1994年(平成6年)第16回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞
1998年(平成10年)紫綬褒章受章
2001年(平成13年)エクソンモービル音楽賞(邦楽部門)受賞
2007年(平成19年)日本芸術院賞受賞
2022年(令和4年)旭日中綬章受章
文化功労者顕彰

重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)
日本芸術院会員
杉並区名誉区民
一般財団法人杉並能楽堂理事長
公益社団法人能楽協会会員

金子直樹(ナビゲーター)

能楽評論家。1954年東京生まれ。
中央大学法学部卒。中学時代から能楽堂に通い、大学時代から能楽の研究・評論・普及活動を始める。国立能楽堂開場以来のプログラム執筆や、「能狂言事典」(平凡社)、「狂言ハンドブック」(三省堂)などの執筆に参加。国立能楽堂普及公演やNHKTVやFMでの解説、「能楽タイムズ」「花もよ」の能評など多角的に活躍中。豊田市能楽堂アドバイザー。著書に「能鑑賞二百六十一番」「僕らの能・狂言」「狂言鑑賞二百一番」(淡交社)などがある。

大蔵流山本会

徳川幕府の式楽の伝統を継承する大蔵流狂言の家柄。

主な曲目(予定)

『餅酒』 
加賀の国のお百姓が、大雪のため先延ばしにしていた年貢の菊酒を納めに行く途中、やはり遅れて鏡餅を納める越前のお百姓と出会い連れだって都へ上ります。奏者の、「お上はいつもお正月です」というお祝いの言葉に免じて遅参を許され、代わりに、お上から両国の年貢にちなんだ歌を一首ずつ詠むよう命じられます。
必死で作った歌を誉められ、その上万雑公事<まんぞうくじ(雑益などの租税)>を免除されますが、喜びのあまり二人は大声をあげ不興をかいます。
今度は年貢にちなんだ大きな歌を詠むように命じられ・・・。


『音曲聟』(写真参照)
今日は最上吉日なので着飾った聟は、舅のところに聟入り(聟が初めて舅を訪問する儀式)のあいさつに行こうとしますが礼儀作法を知りません。そこで日頃から目をかけてくれる人の所へ教わりに行きます。教え手は「聟」があまりの物知らずのため、からかってやろうと(舅と対面すときは、前に三歩出て、後ろに三歩下がり、回って座り三つ拍手を打つように、言うべきことは節をつけて言うようになどと)でたらめの作法を教えます。
そうとは知らぬ聟は大喜びで習った作法を忠実に舅の前で披露しますが・・・。

チケット販売情報

入場料

一般 2000円
会員 1800円
高校生以下 500円
未就学児入場不可

お問い合わせ・チケット予約

美喜仁桐生文化会館(桐生市市民文化会館)
電話 0277-22-9999

【チケットに関して】

※チケットの郵送もお受けしております。
別途郵送手数料500円+郵便振替手数料がかかります。
桐生市市民文化会館(TEL:0277-22-9999)までお問合せください。

お問い合わせ

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